ジェネリック医薬品利用促進通知
当健保ホームページでは、現在ご利用のお薬に安価なジェネリック医薬品に切替え出来るお薬があるかどうか、また切替えた場合どの程度自己負担を軽減できるのか、といった情報をご覧頂けます。
ジェネリック医薬品とは新薬(先発医薬品)の特許期間満了後に有効成分・用法・用量・効能及び効果が同じ医薬品として厚生労働省より製造・販売が承認された医薬品です。後発医薬品は開発経費がかからないため、100円の先発品と同様の効果の後発品は30〜70円ほどになり、先発品に比べ薬価が大変安く経済的です。
家計にもやさしいジェネリック医薬品が使用できないか、受診の際に、医師や薬剤師さんに相談してみましょう。
ご利用可能な方
被保険者・被扶養者
ログイン方法
- 保険者指定コードに【nice】と入力し、保険証に記載されている記号・番号・生年月日・氏名(カナ)を入力して「認証」してください。
- ご自身でIDとパスワードを作成し、メールアドレスを入力してください。登録したアドレス宛に届く認証コードを入力すれば初回登録完了です。
※「no-reply@ibss.jp」から登録したメールアドレスに認証メールが届きます。このメールに認証コードが記載されています。 - ログイン後、「医療費通知」「ジェネリック差額明細」よりご確認いただけます。
ジェネリック医薬品を見る
ジェネリック医薬品を使っている金額や割合、ジェネリック医薬品に変換できる医薬品の金額などを確認できます。条件入力によって対象の絞り込み表示ができ、お薬ごとの詳細表示ができます。
ジェネリック医薬品とは?
新薬は、研究・開発から発売までに10〜15年くらいの長い期間と、数百億円もの膨大な投資が必要といわれています。そのため、特許を出願してから20〜25年間は、開発した製薬会社が独占的に製造・販売することができます。しかしその特許期間が終了すると、他の製薬会社が厚生労働省の承認を得て、同じ有効成分の薬を製造・販売することができるようになります。これらの医薬品を総称して「ジェネリック医薬品」と呼びます。
ジェネリック医薬品はこんなにお得!
新薬が膨大な期間・費用をかけて開発されるのに対して、ジェネリック医薬品は研究開発期間が3〜5年、開発費も格段に少なくてすみます。そのため、新薬と同等の有効性や安全性をもちながら、価格は平均すると約半分に抑えることができるといわれています。
高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などの慢性疾患では、薬の服用は長期間に及びます。そうした患者さんにとっては、ジェネリック医薬品の存在はとても大きいといえます。
ジェネリック医薬品を利用するには?
このように患者さんの経済的な負担を軽減できるジェネリック医薬品ですが、現在治療中で、ジェネリック医薬品に変更されていない場合は、一度医師に尋ねてみましょう。なかには、そうしたことを医師に聞きにくいという方もいるかもしれません。そうした場合に役に立つのが「お願いカード」です。病院などの医療機関に受診する際や薬局で処方してもらうときに、健康保険証や診察券、処方箋と一緒に「お願いカード」を提示すれば、ジェネリック医薬品を処方してほしいという意思表示になります。
また、ジェネリック医薬品を上手に利用するには、自分の病気のことをわかってくれている「かかりつけ薬局」をもつことが大切です。そのためには、患者さんが自分の意志で薬局を選ぶことができる「院外処方箋」をもらうことも重要です。
ジェネリック医薬品を多く常備する薬局を探すには?
日本ジェネリック医薬品学会では、積極的にジェネリック医薬品を取り入れていたり、患者さんからのジェネリック医薬品に関する相談に積極的に応じている薬局に、「ジェネリック医薬品推奨マーク」を配布しています。
ジェネリック医薬品への積極的な取り組みと同時に、300種類以上のジェネリック医薬品を備蓄している薬局には「Goldマーク」を、患者さんからのジェネリック医薬品への変更依頼や相談に積極的に応じている薬局や病院は「Silverマーク」を配布しています。
ジェネリック医薬品に関する相談や変更ができる「かかりつけ薬局」を探すときは、これらのマークが表示されているかどうかを目印にするとよいでしょう。